そういえば地元で日本酒買ってきました。
大村屋酒造場の「おんな泣かせ」です。
女泣かせってスゴイ名前ですよね（笑）
由来はこんな感じ↓らしいです。
蔵元（株式会社大村屋酒造場）の会長が松永始郎会長
だった20年くらい前に、近所の方々が蔵元さんを囲んで
月に一回利き酒会を行う『若竹会』というグループがあったそうです。
蔵元さんが位置する静岡県島田市は、
江戸時代には「越すに越されぬ大井川」と詠われたほど
水かさが増すことで有名でした。
そのため、増水の度に
足留めされた旅人たちによって街が潤されていたという歴史があるそうです。
当時、良質な水に恵まれたこの地では
十数軒の酒蔵があったそうですが、東海道・島田宿の盛衰と
共に、昭和50年代には大村屋酒造場さん一軒のみとなってしまいました。
地元の方々の「大村屋酒造場さんには頑張って欲しい」と
願う想いと協力から、同蔵元のメインブランドである『若竹 鬼ころし』が誕生しました。
しかし、『鬼ころし』は、島田市の古文書にもあるとおり、アルコール度が高く、
大変強いお酒で、大辛口、切れの良い旨酒ということから、
男性向きのお酒でした。
そんな中、『若竹会』のメンバーの女性が「女性が喜ぶような
軽めのお酒が欲しい」との提言がきっかけで、女性にも
喜んでいただけるようなお酒を造ることになり、そこからこの
お酒が誕生したそうです。
『若竹会』のメンバーの方が、名前を付けるときに
『女好き』
『じゃじゃ馬娘』など、
色々な名前を候補に上げられましたが、『女泣かせ』という名前の候補が有力となりました。
しかし、会長や大村今朝二社長は随分渋い顔をされていたようです。
ところが、ある料理屋さんの方が、『その名を一度聞いたら忘れられない』と言ったその言葉が殺し文句になり、この名称に決定したそうです。
男性が『鬼ころし』ならば、女性には『おんな泣かせ』！
女性にも喜んで飲んでいただける優しい味わい、そして、
女性もその美味しさに泣けてしまうようなお酒であって
欲しいとの想いが込められて名付けられたそうです。
また、この酒を女性が飲むと、酔ってしまうまで飲まずには
いられないと言われることからこの名前がついたとも言われています。
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