シルバーアクセ紹介 パート10

dfed4d61.jpgシルバーアクセ紹介も10回目になりました~!! 

画像はTRAVIS・WALKER (トラヴィス・ワーカー)のトライデントモチーフを中心にしたチョーカータイプのネックレスです。


・・・名前は長すぎて忘れました(笑)

TRAVIS・WALKER (トラヴィス・ワーカー)はマリブ生まれのシルバーブランドです。


以前にもご紹介しましたが、今日はもっと詳しくします。
・・・興味ない方は本当にツマラン長話ですね(笑)


わずか15歳でB.W.Lのスタッフとして活躍し、故GABOR氏にも才能を高く評価され、26歳の時にすでに「革の魔術師」と呼ばれていた

15歳の頃からシルバーとレザーワークを培ってきたトラヴィス・ワーカー。

彼のデザインには、怒りや謎めきを演出し独自の「うねり」から肌との一体感を感じられる。
もともとレザーワークからスタートし、BWL社でもレザー製品のほとんどを手掛けていた。

その感性に溢れた作品がL.A界隈でも話題を集めシルバー界の重鎮、故ガボールも高く評価していた。


その出会いが彼のシルバーの才能を開花させるきっかけとなり独学でカーヴィング等を学び、シルバーのオリジナルラインを確立させた後「トラヴィス ワーカー」を誕生させた。


トラヴィス・ワーカーのシルバーアクセサリーには「クロス」「スカル」「ガーゴイル」「アックス」などをメインモチーフにしたものが多く見られたが、最近では「ミート」(筋肉)をイメージしたものや、石を使ったエレガントな雰囲気のもの、また、シンプルなものといった風にブランドの幅は広がり続けている。

そんな彼の製作方法はデザインをスケッチしてからシルバーの形にする方法と、いきなりワックスを削りだし、ワックスを削りながらデザインしていく方法と二通りだ。


トラヴィス・ワーカーの大きな魅力は「レザー」であるが、本人もシルバーアクセサリーと同じくらい力を注いでいるという。

ウォレットやウェアばかりではなく、スティングレイ(エイ)、シャーク(サメ)など他にも様々な種類の革を使い、スカルやドラゴンをレザーで作ってしまうというのだ。

その迫力は凄まじいものがあり、度々「売って欲しい」という人間も訪ねてくるが、あくまで趣味なので売れないという。


かの「エリック・クラプトン」が来日した際にあるショップに立ち寄り、トラヴィス・ワーカーの商品をごっそり購入していったという逸話もある。


クラプトンはスカルのリングが気に入ったらしく、そのシルバーアクセサリーを付けている写真が多くのメディアで取り上げられた。

スカルやガーゴイルなどの大胆なモチーフが有名で、「One Design For One Customer」をモットーにアイテムの多くを100本に限定したり、スカルの目に石を入れるなど、誰でも気軽にカスタムが頼め、ピアス1個からギャランティー(証明書)が付くという"信頼感"も人気のひとつ。

格闘家・魔娑斗氏が愛用するMASATO MODELを始め、多くの著名人も愛用しています。


現在ではカリフォルニアを代表するジュエラーとなったトラヴィス・ワーカー。

26歳ですでに「革の魔術師」の異名をとっていた彼のデザインセンスは「ガボール」に認められ、ガボールのカンパニーロゴのデザインを彼がしたという。


サンタモニカから、途中何度も左手に広がる太平洋に気を取られながら海岸線を北へ車を走らせること30分、ロードサイドにはMALIBU(マリブ)の文字が書かれた看板が立ち並び始める。

1970年、この山を背に太平洋を臨む街マリブでトラヴィス・ワーカーは生まれた。


今でこそシルバーアクセサリーの聖地などと呼ばれることもあるが、昔はただの田舎だった。その頃を振り返り彼は言う。「 欲しいものは自分で作るしかなかった。」バイク、サーフボード、釣り竿、彼の身の周りにある多くの物がその全てを物語っている。

そして同じ考えを持つ仲間と共に皮革製品を作り始めたのが今の仕事の始まりだった。


もともと器用でグラフィック・デザインを得意としていた彼は、感性だけを頼りに独学で培ってきた技術と創造力を駆使して仕事に励んできた。

そんなトラヴィスを、シルバースミスへと導く大きな切っ掛けを与えたのが、故ガボール・ナギー氏との出会いだった。

ガボールは彼の才能を高く評価し、アトリエのペイント(壁一面にカンパニーロゴをデザインし描いた。)に始まり、生涯ガボールのレザーウェアーの製作を依頼するようになる。

そうして作られた独特な製品はたちまちLA界隈でも話題を集め、間もなく「革の魔術師」とまで呼ばれるようになった。

以来彼は、「革と銀」全く別の技術を要する二つの素材を巧みに使いこなすようになり、だんだんシルバーの魅力に取り付かれていく。


そして1997年1月、トラヴィスは27歳にしてビル・ウォール氏と共にMICで日本デビューを果たし、あのエリック・クラプトンが右手薬指に彼のスカルリングをはめて登場したアルバム(ピルグリム)の広告で一躍脚光をあびることになった。

彼のジュエリーは長年の経験による高い技術で作り出され、銀のうねりを強調することによって身に付けた時の一体感を大切にしている。

クロスやスカルをメインに、ガーゴイルやアックス(斧=オノ)などのモチーフを使用しており、力強くありながらも仕上げはとても丁寧である。


本来「One Design For One Customer」をモットーとしていた彼らは、コレクションの多くを100本に限定し、さらには希望によりスカルやガーゴイルの目にガーネット、ブルートパーズなどの半貴石をはめ込んだり部分的に18金の加工を施すなど、一般の人々でも気軽にカスタム・オーダーがかけられるのも特徴的である。


決して、営利主義にならずアルチザンスピリッツを忘れず、デザインから仕上げまでの全行程を本人自らの手で行うからこそ可能なこのスタンスは今後も変わらないであろう、とても希少なシルバースミスである。


あ~買いたくなってきた(笑)

2019年5月

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